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「金や石油を中心にほぼ全面安の展開・海外安や行き過ぎに対する訂正安で」【ドットコモディティ】

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(2/28) 更新
米国デリバティブ誌「Futures 」のWEB版「FUTURES MAG.COM」では、世界中の旬なマーケット情報やコラムについて、原文や日本語訳文をお選びいただき、ご覧になれます。
https://commodity-board.com/2011/05/futures-magazine.html

【原油】
28日の原油相場は、軒並み下落。大引けの前営業日比(帳入値比較)は880~200円安。先限の帳入値段は前日比670円安の5万9980円。
27日のNY原油相場は、中心限月の3月限が前日比1.21ドル安の108.56ドル。一時109.77ドルまで上昇して再び110ドルに接近する流れとなったが、結果的に110ドルには届かなかった。

NY原油安から今日の東京原油相場は下落した。また前日までの続伸歩調から行き過ぎ感が誘われたこともテクニカルな売りを誘った。前日までの相場上昇により先限は2011年4月13日につけた6万1770円以来、約10カ月半ぶりの高値水準をつけていた。世界的に金融緩和が広がる中、イラン情勢の悪化による供給不足への警戒感などを背景に投資資金が原油マーケットに向かいやすくなっている側面が底流しているため、相場の下げは一時的だとの見方が少なくない。

本日午後5時からの夜間取引は、強揉み合い推移を予想。NY原油相場の中心限月は午後15:30現在108.41ドル。予想レンジ(先限)は、5万9800~6万0200円。

【金】
28日の東京金の日中取引は、軒並み安。大引けの前営業日比は36~27円安。先限は29円安の4608円安前日のNY金が大きく上昇したことで連動して買いが優勢化した。

27日のNY金相場は、総じて小幅下落。中心限月の4月限は1.5ドル安の1774.9ドル。最近までの続伸の動きでマーケットに行き過ぎ感が誘われたことが背景にある。

27日のNYダウは前週末に開かれたG20財務相・中央銀行総裁会議で、国際通貨基金(IMF)への資金拠出に関してほとんど進展が見られなかったため、失望売りが先行して軟調な幕開けとなった。その


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