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(3/2 更新)
おはようございます。
低迷を余儀なくされている日本経済に神風が吹くのか…そんな状況を彷彿とさせる統計が1日に発表された。新車販売台数である。日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が2月の総新車販売台数は、前年同月比29.5%増の51万9626台となり5カ月連続で前年実績を上回った。エコカー補助金の復活で需要が刺激され、販売が順調に伸びた。
このうち軽自動車販売台数は前年同月比25.4%増の18万6413台と5カ月連続で前年実績を上回っただけでなく、2月の販売台数としては1967年の統計開始以来で過去最高を記録した。低燃費車が続々投入される中、燃料高とデフレ経済にうまくマッチして売上を伸ばしている。
メーカー別では特に、ホンダの46.7%増とトヨタ自動車の38.2%増が目立った。車種別では、1月の販売ランキングにおいて、トヨタのハイブリッド車「プリウス」が8ヶ月連続でトップとなり、上位10位は軽自動車とハイブリッド車を有する車種が占めていたが、2月もそう傾向は踏襲されたようだ。中でも昨年12月に新たに市場に投入された新型ハイブリッド車「アクア」が好調。発売前から6万台を受注し、納車まで5カ月もかかる人気車。
うちのオンボロ車も買い替えを検討せざるを得ない段階にきているが、昨年12月の売出し直後にみてきた「アクア」はやはり魅力的。概観はコンパクトだが全体的に流線的でスタイリッシュ。値段も169万円から185万円とお手ごろ。しかも、政府からの補助金が10万円も出る。最も安いLグレードだと実質159万円である。
一番の魅力は、燃費だ。アクアのコンセプトは、「10年先の普通が駆け足でやってきた…世界一低燃費のハイブリッドカー」。確かに、燃費1リットル当り35キロはすごい。10-15モード測定だと
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「ハイブリッド車の売上好調…魅力多い低燃費」【ドットコモディティ】
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