コモディティ専門情報サイト「Commodity Board(コモディティ・ボード)では、米国デリバティブ誌「Futures 」のWEB版「FUTURES MAG.COM」に記載されている、世界中の旬なマーケット情報やコラムについて、原文や日本語訳文をお選びいただき、ご覧になれます。
https://commodity-board.com/2011/05/futures-magazine.html
(3/7更新)
おはようございます。
マーケットの動き…、株価や為替の動きもそうであるが、中でも商品相場の動きは早くて鋭角である。金や石油、あるいは大豆やコーヒーなど、大きく動きことが往々にしてあるため、投資の観点からするとそこがデメリットでもあり逆に魅力でもある。
相場が上昇するときはスルスルと上げるのだが、下げるときもドスンと崩れるように動くこともあるため警戒が常に必要である。このためファンダメンタルズで基本的なトレンドを探すだけではなく、実践上では並行して、テクニカルを分析しつつ上昇相場なら修正場面、下降相場なら自律反発の動きも頭の隅に入れながら建て玉することは最低限必要である。
特に、最近の相場は、金でも石油でも過去最高値圏にあるため動く値幅が大きい。どの銘柄も上昇トレンドの中にあるにはあるのだが、修正の動きとなった場合も一相場といえるほど大きい波動をつくることが少なくない。
NY金の場合、昨年は大相場となり9月に1923ドルの過去最高値をつけた。そのまま2000ドルを突破するのではないかとの期待が強まったのだが、息切れしてダブルトップをつくった後は下げ相場に暗転した。昨年11月にも再び上昇相場に回帰したが、またもヘッド&ショルダーを形成して下げトレンドへと暗転。そして今年は、下げ相場をリベンジするかのように鬼のように上昇して1520ドル付近から1800ドル近くまで一気に280ドルほど上昇した。
しかし、昨年11月のヘッド&ショルダーが強い抵抗となっているため相場はまたも暗転して、2/29に1日で100ドルの暴落となり、更に昨日3/6のNY金は30ドルを超える暴落が再発したのである。中心限月は1660ド
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「続・金相場…テクニカル指標の多くが売りシグナルに」【ドットコモディティ】
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