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「全面高の場面・貴金属・石油・ゴム・農産物ともに堅調な値動きに」【ドットコモディティ】

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(12/20) 更新
米国デリバティブ誌「Futures 」のWEB版「FUTURES MAG.COM」なら、世界中の旬なマーケット情報やコラムについて、原文や日本語訳文をお選びいただき、ご覧になれます。
https://commodity-board.com/2011/05/futures-magazine.html

【原油】
20日の原油相場は、軒並み高。前日のNY原油は小幅な揉み合いとなったが買いが先行して地合いを引き締めた。大引けの前営業日比(帳入値比較)は、260~870円高。先限の帳入値段は前日比790円高の4万8790円。先限は一時4万8800円台まで上昇して5万円を意識する展開となった。

19日のNY原油は同値圏小動き。総じて期近高の期先安。ただし値動きは緩慢でほぼ変わらずで推移した。中心限月の1月限は前日比0.35ドル高の93.88ドル。

訪米中の玄葉光一郎外相は19日のクリントン米国務長官との会談で、米議会が核開発問題を巡り、イラン中央銀行と取引がある外国金融機関への制裁措置を決めたことに関し「イランからの原油輸入が停止すれば、世界経済全体に打撃となる恐れがある」などと慎重な対応を求めた。一方、ヌランド国務省報道官は同日の記者会見で「すべての関係国にイランの原油に依存しないよう要請している」と強調した。

本日午後5時からの夜間取引は、横ばい推移を予想。NY原油相場の中心限月は午後15:30現在94.37ドル。予想レンジ(先限)は、4万8600~4万9000円。
 
【金】
20日の東京金の日中取引は、堅調。大引けの前営業日比は20~23円高。前日のNY金は小安い動きとなったものの、日中のロコ・ロンドン現物とグローベックスが堅調推移となったことから買いが優勢化した。
19日のNY金市況は小安い。中心限月の2月限は前営業日比1.2ドル安の1596.7ドルで引けた。一時1611ドルまで上昇したものの高値を維持することはできなかった。

欧州の債務問題が引き続き重石となる中、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が国債購入の拡大に消極的な姿勢を示した


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