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「海外安と円高からほぼ全面安・ただし金相場は小幅な下げにとどまる」【ドットコモディティ】

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(1/13) 更新
米国デリバティブ誌「Futures 」のWEB版「FUTURES MAG.COM」では、世界中の旬なマーケット情報やコラムについて、原文や日本語訳文をお選びいただき、ご覧になれます。
https://commodity-board.com/2011/05/futures-magazine.html

【原油】
13日の原油相場は、軒並み安。前日のNY安から連想売りが誘われた。大引けの前営業日比(帳入値比較)は420~180円安。先限の帳入値段は前日比410円安の5万1950円。
12日のNY原油は続落。総じて1ドル強の下落となった。中心限月の2月限は前日比1.77ドル安の99.10ドル。一時98ドル台まで下げた。100ドルの大台割れとなったことで、市場心理は弱気に傾いている。
米経済の減速が懸念されていることから、NY原油マーケットには売り人気が入りやすい市況情勢となっている。昨年12月の米小売売上高の伸びが予想を下回り、年初の消費支出の減少を示すと受け止められた。先週の新規失業保険の申請件数は増加した。更にまた12月の米小売売上高は0.1%増にとどまり、事前予想の0.3%増を下回った。11月は0.4%増だった。1月7日に終わった週の失業保険新規申請件数は2万4000件増の39万9000件となり悪化する傾向にある。米景気指標の悪化とともに米国のガソリンなどエネルギー需要が減退するとともに需給バランスが暗転するのではないかとの見方が誘われている。
本日午後5時からの夜間取引は、揉み合い推移を予想。NY原油相場の中心限月は午後15:30現在100.14ドル。予想レンジ(先限)は、5万1700~5万2200円。

【金】
13日の東京金の日中取引は、総じて小安い。大引けの前営業日比は7~2円安。前日のNYは小幅続伸となったが、為替が円高に振れたことが小口の売りを誘った。
12日のNY金市況は小幅続伸。全限ともに11日と同様に8ドル前後の上昇となった。中心限月の2月限は前営業日比8.1ドル高の1647.7ドルで引けた。一時1662ドルまで上昇した。
小幅な範囲にとどまったとはいえ、NY金は続伸となり一


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