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「商品全面安・金は全限が100円を超える大幅安・石油相場も大きく上値を削る」【ドットコモディティ】

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(3/7) 更新
コモディティ専門情報サイト「CommodityBoard(コモディティ・ボード)では、米国デリバティブ誌「Futures 」のWEB版「FUTURES MAG.COM」に記載されている、世界中の旬なマーケット情報やコラムについて、原文や日本語訳文をお選びいただき、ご覧になれます。
https://commodity-board.com/2011/05/futures-magazine.html

【原油】
7日の原油相場は、急落。期中から期先にかけた限月が1000円を超える大幅な下げとなった。大引けの前営業日比(帳入値比較)は1010~770円安。先限の帳入値段は前日比1000円安の5万8960円。

6日のNY原油は、急落。中心限月の4月限は2.02ドル安の104.70ドル。米株価の急落とともに石油消費が鈍るのではないかとの思惑が誘われて売り人気が主導した。
NY原油が急落した原因は、米株式相場が大幅安となり、運用リスクを回避する姿勢を強めた投資家が原油に売りを出したことによるもの。外国為替市場ではドルが対ユーロで上昇した。ドル建てで取引される原油の割高感が意識されたことも下落の一因となった。欧州連合のアシュトン外交安全保障上級代表が6日、アメリカやドイツなど6カ国とイランとの核開発を巡る協議を再開する方針を示し、イラン情勢の緊張で原油の供給が不足するとの懸念が後退したことも売り材料視された。

ただし、7日アジア時間の取引で、北海ブレント原油先物が122ドルを上抜けて上昇している。中国当局が今年のエネルギー輸入を増やすと発言したほか、イラン政府が主要各国との協議を提案したにもかかわらず、原油供給リスクや核開発問題をめぐる懸念が根強く残っていることが買いを誘っている。

本日午後5時からの夜間取引は、強含みな相場展開を予想。NY原油相場の中心限月は午後15:30現在106.25ドル。予想レンジ(先限)は、5万8800~5万9300円。
 
【金】
7日の東京金の日中取引は、軒並みに大きく下げて引けた。大引けの前営業日比は107~104円安。先限は104円安の4363円で


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